気が付けば、7月も終わろうとしていて・・
ブログに残せたら・・・と、思っていたのに、写真に残さず納品してしまうので・・
うっかりが過ぎて、我ながら情けなくなるものの、
そんな思いも、あっという間に通り過ぎてしまう日々に反省です・・・。
そんな中、
立ち寄った際に、良かったらと、持って来て下さった、
帯と再会しました。
織りの模様がとても印象的な白い帯でした
経年劣化のシミが、地色が白なので、目立っていました。
大切な帯なので、どうにかなりますか?とのご相談でした。
悉皆屋さんに相談すると、こういったシミは、落とすことが難しいようです。
そこで
染め替えて、細帯に仕立て直しました。
画面では、わかりづらいのですが、
「檜皮色」
という色です。
染め上がって来た時、その落ち着いた色の美しさに、感激しました。
帯の模様も生かすことができ、良かったです。
細帯にしたのは、仕立て替える際に、洗い張り、染め変えの工程で、生地が縮んでしまい、元の幅にする事が出来ない場合があるからです。
再生出来て良かったです。
そして、改めて帯と再会できて良かったです。
ありがとうございました。
額裏の付いた羽織です
柄は昇り鯉でした。
お渡しするときに、柄についての色々なお話しを伺い、とても勉強になりました。
縁起の良い柄。
長着は胴抜き仕立て。
胴抜き仕立ての場合、袖は単衣にしたり、袷にしたり様々ですが、
羽織丈と羽裏の生地の関係で、今回、羽織の袖が単衣なので
長着の袖は袷仕立てにさせて頂きました。
ありがとうございました。
気が付けば6月・・あっという間に月日が流れて行きます・・・。
とても綺麗な色合いの小千谷縮
オーガニック染めと、証紙に書いてありました。
男性の着物は紺や黒などの色合が多いので、
とても新鮮。
お客様の好みで、付き合わせの柄合わせに。
小千谷縮の風合いや、涼し気で、自然な優しい色合いが伝わればと思い、
アップで写してみました。
ありがとうございました。
着物二反分の長さ、一疋分というのでしょうか・・・
が、ある、久留米絣の反物から、
半纏二着と着物一着を、お仕立てさせて頂きました。
ご夫婦でお揃い(#^^#)
お揃いのようですが、生地の関係で少し違うところがあります。
写真で分かりにくいのですが、奥様の方には、ポッケが正面についていて、
ご主人の方のポッケは生地が足りないので、
脇の中ポッケになりました。
ポッケの入り口付近だけ供の生地で、奥は別の生地を使用しています。
久留米絣は木綿の生地なので、中に入れた綿は、「だるまわた」という
木綿のわたを入れました。
わたを入れる前に全体に角真綿をひいて入れて、
背中の部分には、背負い真綿を重ねて入れました。
綿入れをお仕立てさせて頂いて、
ふかふかに仕上がった綿入れを見ていて、改めて、綿入れの良さを感じました。
綿入れは、着ていて薄くなって来たら、座布団などと同じように、
天気の良い日に干すと、又、ふっくらとして来ます。
お祖母様からお母様に贈られて、そのまま娘さんに託された反物。
形にする事ができて、良かったです。
ありがとうございました