洗い張りからのお仕立てで、
洗い張り後の反物を見ると、あちこち継ぎ接ぎがされていました。
何回水をくぐって、着物に仕立て直されたのでしょうか・・・
仕立て直しは大変ですが、
お仕立てさせて頂くのも、楽しみです。
袖付けの留めや、脇の留めのところなど、力が加わる所は
どうしても擦り切れ、穴が開いてしまいがちです。
供生地や同色の生地が無い時は、穴のあいた所に接着芯を貼ったり、
写真のように継ぎ接ぎや掛けはぎをしたり、配置を変えたり・・・
仕立てるまでにも、時間も手間もかかるのが洗い張りなのですが、
前にこのお着物を仕立てた仕立て屋さんの事を考えたり、継充てを見たり
仕立てを託して頂いた事も嬉しく感じながら、お仕立てをさせて頂きました。
またもや完成写真を写し忘れてしまったのですが・・・
ありがとうございました。
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